帰宅してすぐ缶ビール、つまみでもう一本、締めに何か食べて寝る
そんな夜が当たり前だった頃、僕は166cm96kgでした。
この記事は、ダイエットのやり方を教えるものではありません。
お腹が出ていることに、まず“気づく”ための話です。
ベルトを緩める前に、少しだけ一緒に立ち止まってみませんか?
太っていた頃の自分の夜は、だいたい決まっていました。
会社で一日じゅう座って働いて、帰ってきたら、荷物を置いてすぐ缶ビール。
買ってきたつまみをつまみながら、もう一本。
最後はだいたい酔っていて、つい締めに何か食べて、寝る。
スーツのズボンがきつくなってきても、「もう何年も着てるしな」と理由をつけて、1サイズ上を買いに行く。
店員さんには「最近のはタイトめですよね」なんて言って、入らなくなっただけだと、自分でもわかっていました。
「内臓脂肪」とか「ビール腹」で検索して、この記事にたどり着いたなら、近いことをしているかもしれません。
この記事は、ダイエットのやり方を教えるものではありません。
お腹が出ていることに、まず気づくための話です。
166cm96kgだった自分にも、そんな頃がありました
今でこそこんな記事を書いていますが、自分は166cm、いちばん太っていたときで96kgありました。
結婚の顔合わせのときだけは、少し頑張って痩せました。
でも、終わったとたんに気がゆるみました。
結婚も決まって、もうモテることを考えなくてもいい。
目標も達成したし、これから新婚旅行も控えている。
楽しみが多すぎて、ダイエットを忘れ元の体重に戻っていく…
痩せたい気持ちはあるのに、結局なにも変わらないまま、年月だけが過ぎていきました。
なので、これから書くことは、全部、その頃の自分の話です。
おじさん体型の、あのビール腹
あるとき、ベルトの穴をひとつ緩めました。
太っていた頃は、いちばんゆるい穴で留めても、息を一回吐いてからでないと、きつくて留まりませんでした。
それでも「太った」とは認めたくなくて、穴をずらせるうちは、ずらしてしのいでいました。
ズボンも、腹まわりだけがきつい。
家に全身鏡はなかったので、自分の体を上から下まで見ることは、ほとんどありませんでした。
だから、太っていく姿を、正面からまじまじと見るタイミングがあまりなかった。
それが、あるとき、街を歩いていて、お店のガラスにふと自分が映りました。
一瞬、「だれ?」と思って、少し遅れて、それが自分だと気づきました。
若い頃に街で見かけて「ああはなりたくないな」と思っていた、あのおじさんの体型に、自分がなっていたんです。
やばいなーと思っているところに通勤電車の吊り広告で目にした「内臓脂肪」。
内臓脂肪を落とすサプリの広告で、前に突き出た腹のイラストを見て、「これ、自分だ」と思ったんです。
気になって「腹だけ出る 男性」と調べてみると、男性は女性より、腹まわり、内臓のあたりに脂肪がつきやすいと書いてありました。
へえ、男はそういうふうにできてるのか、と思いました。
「痩せないとなぁ」とは、頭の片隅でいつも思っていました。
とはいえ、どこをどう変えればいいのか、まったくわからない。結局、思うだけで、なにも変えられないまま時間が過ぎていく。そんな日々です。
そして、これは見た目だけの話ではありません。
健康診断で、ちゃんと数字になって返ってきました。
その話は別の記事に書いています。
→ 健康診断で、腹のことが数字になって返ってきた話(健康診断記事へのリンク)
そんな自分が、今は75kg
そんな自分ですが、今は75kgです。
ものすごく努力した、という感覚はありません。
きつい食事制限で気合いで落とした、というのとは、ちょっと違います。
体が「つらい」と覚えてしまわないように、無理のない範囲で、習慣のほうを少しずつ整えていった、という感じです。
大好きなお酒も、やめていません。今も飲んでいます。
ビール腹は、ビールのせいだけじゃない
ところで、ビール腹は、ビールのせいだと思っていませんか。
自分はずっとそう思っていました。
だから糖質ゼロを選んだり、量を減らそうとしたりもしました。
お酒に一部の責任があることは、薄々わかっていたんです。
休肝日をつくろうとしたことも、何度もあります。
ただ、これがまったく続きませんでした。
→ 休肝日が、どうしても続かなかった話(休肝日記事へのリンク)
そのうえで言うと、ビール腹は、ビールそのものだけのせいではありませんでした。
仕事終わりのあの一杯だけは、自分はどうしてもやめたくなくて、それなら酒の何が悪いのかをちゃんと知ろうと思って、調べました。
お酒は、つき合い方しだいなんだと気づいてから、ようやく少しずつ腹が引っ込み始めました。
→ お酒の何が、本当に太る原因なのか(酒が原因かも記事へのリンク)
今日は、お腹を見るだけ
長くなりましたが、いちばん伝えたいことは、ひとつです。
今日から、何か目についたダイエットを始めなくてもいいです。
運動も、食事制限も、お酒をやめることも、今日はしなくていい。
ただ、もし思い当たることがあったなら、ベルトを緩める前に、一回だけ、自分のお腹を見てみてください。
自分も長いあいだ、お腹が出ていることに、気づかないふりをしてきました。
ベルトを緩めたり、上着で隠したり、ガラスに映る自分から目をそらしたり。
でも、いま思えば、その見ないふりをやめて、一回ちゃんと自分で認識したことが、自分の場合は始まりでした。
なにかを急いで始めるのではなく、
今まで見ないふりをしてきた、ということに気づく。
今日は、そこから一緒に始めていきましょう。
この記事は、医師や専門家による医療情報ではなく、166cm96kgから75kgまで落とした自分自身の体験をもとに書いています。脂肪のつき方や体の変化には個人差があります。健康診断の数値に気になるところがある場合や持病がある場合は、自己流で判断せず、一度医師に相談してください。



コメント