「昔と同じ量しか飲んでないのに、なんで太るん?」
食べる量も、たぶん昔とそんなに変わってない。
運動してないのも昔からだし、飲む量だって、20代のころとそこまで変わってない気がする。
なのに、お腹も顔も少しずつ膨らんでいく。
ズボンのウエストが合わなくなる。シャツがもたつく。健康診断の数値が気になり始める。
「酒のせいかな」とは思う。でも、量は変えてないんだよな、って。
結論から言うと、太る原因は酒の量だけではありません。
体のほうが先に変わったのに、飲み方と生活が昔のままだった。
根性が足りないから太ったんじゃない。酒が全部悪いという話でもない。体のほうが先にアップデートされていたのに、こっちの生活が更新されていなかっただけです。

昔と同じ量なのに太るのは、体が変わっているサイン
20代のころは、飲んで食べても翌日にはだいたい戻っていました。
飲み会の翌朝、体重計に乗ってもそこまで増えていなくて、「これなら大丈夫」と思っていた。
でも30代に入ったあたりから、それが少しずつ変わってきました。
飲んだ分が、そのまま残る感じがする。翌日ちょっと重い。食べた分が腹に乗っかってくる感覚がある。
昔は戻ったのに、今は戻らない。
これ、ありませんか。
体重より先に、腹まわりに出てくる
顔や腕はそこまで変わっていないのに、腹まわりだけ別物になってきた感じ。
座ったとき腹に段ができる。ベルトの上に肉が乗ってくる。Tシャツのお腹まわりだけ引っ張られる。
「体重が増えた」というより、「体型が変わった」という感覚です。
ここで大事なのは、飲む量だけを見ても原因が見えにくいことです。
昔と同じ量を飲んでいるつもりでも、体の戻り方が変わっている。そこに、昔のままの飲み方や食べ方が重なる。
そのズレが、少しずつ腹に出てきます。
腹だけ出てきた感覚がある人へ
ビール腹として感じやすい人は、こちらの記事でも具体的に書いています。禁酒の話ではないので、「ビールはやめたくない」という人にも読みやすい内容です。
代謝って、難しい話じゃなくて「昔より処理しにくい」ということ
「代謝」と聞くと、急に専門的な話に見えるかもしれません。
でもこの記事では、難しく考えなくて大丈夫です。
ざっくり言うと、代謝は「体がエネルギーを使ったり、処理したりする力」のようなものです。
20代のころは、多少飲んでも食べても、翌日にはなんとなく戻っていた。あれは体が処理してくれていた部分も大きかったと思います。
でも30代後半から40代になると、同じことをしても戻りにくくなる。
飲み方が急に悪くなったわけじゃない。自分が急にだらしなくなったわけでもない。
ただ、体が昔ほど軽く処理してくれなくなった。
この感覚が、この記事で言う「代謝が変わった」という話です。

自分も「生活は何も変えていない」と思い込んでいた
自分は39歳、デスクワーク、妻と二人暮らし。身長166cmです。
体重のピークは96kgでした。
20代後半から少しずつ増え始めて、30代を通じてじわじわ増え続けた感じです。
当時は「まあ仕事も忙しいし、歳だしな」くらいの感覚で、特に何かを変えようとも思っていませんでした。
毎日飲んでいたし、運動もしていなかった。
でもそれは昔からだったので、「それが原因」とはあまり思っていなかったのが正直なところです。
96kgになっても「普通にしてるだけ」と思っていた
96kgになっていたのに、「普通にしてるだけなのに」という感覚がずっとありました。
仕事終わりにビールを飲んで、つまみを食べて、ご飯も食べる。週末は家でゴロゴロする。
20代からやっていたことで、特別に何かを増やした感覚がなかったんですよね。
でも体重だけは確実に増えていた。
今になって振り返ると、体のほうはとっくに変わっていたのに、自分の生活の設定が古いままだったんだと思います。
写真と健康診断で、ようやく焦った
鏡で見ていると、慣れてくるんですよね。
毎日少しずつ変わっていくから、自分では変化に気づきにくい。
自分の転機は、3つが重なったタイミングでした。
健康診断の結果に絶望したこと。痛風が発症して、足が痛くなったこと。そして、嫁がウェディングフォトのために伸ばしてくれていた髪を切ったこと。
「待ってもらってる場合じゃない」と、さすがに思いました。
ただ、1年間いろんなダイエット法を試して全部失敗していたので、「頑張る系」はもう自分には無理だとわかっていました。
そこで「無理せず続けられること」だけに絞って、飲む前後の行動を少しずつ見直すことにしました。
お酒はやめなかったです。最初は運動もしませんでした。
それでも少しずつ体重が落ちてきて、ある程度体が軽くなったタイミングで水泳やジムも加えていきました。そして39歳で75kgまで戻すことができました。
太った本当の原因は、飲む量よりも「昔のままの生活の流れ」だった
振り返ってみると、「飲むか、飲まないか」を意識した記憶がほとんどありませんでした。
帰宅してドアを開けた瞬間には、もう体がそっちに向かっていた、くらいの感覚です。
信号が変わったら渡るくらい、考えずにやっていた。
意識していないから、「飲んでいる量」の感覚も薄れていきます。
「いつもの量」が少しずつ増えていても、本人は気づきにくい。
空腹で飲むと、食欲の火種がつく
空腹のまま飲み始めると、最初の一杯で食欲の火種に火がつくんですよね。
帰宅してすぐ缶を開けて、お腹が空いた状態で飲み始めると、止まらなくなる。
気づいたら食べ続けていて、締めまで求めている。
飲んだあと、なぜか食べたくなりませんか。
あれ、気のせいだけではないと思います。お酒が入ると食欲が上がりやすくなるし、判断もゆるくなりやすい。
「飲む量は変えてないのに」と思っても、一緒に食べる量が知らないうちに増えていた、というパターンは多いです。
自分がまさにそうでした。
「朝昼抜いたから夜はOK」という謎ルールもあった
これも正直にやっていました。
昼をあまり食べなかったから、夜は多めに食べてもいい。飲んでもいい。
そんな自分ルールです。
でも飲んでいると判断がゆるくなるから、「まあいいか」が続いて、結局食べすぎる。
自分でルールを作って、自分で悪循環に突入していました。
今考えると当たり前なのですが、当時はこれで大丈夫だと信じていました。
酒をやめる話ではなく、飲む前後の流れを見直す話
ここまで読むと、「じゃあ結局、酒をやめろって話?」と思うかもしれません。
でも、違います。
このブログは、酒をやめずにどう現実的に変えるかを考えるブログです。
お酒はやめなくていいです。飲み会を全部我慢しなくてもいい。いきなりジムに通わなくてもいい。
見るべきなのは、酒そのものを敵にすることではなく、飲む前後の流れです。

最初に変えるなら、空腹で飲まない
まず試せることは、たとえばこういうことです。
- 飲み始める前に何か口に入れておく
- 2杯目の選び方を少し変えてみる
- 流れが乱れた翌日は、次の日から仕切り直す
全部じゃなくていいです。
まずはひとつだけでいい。
特に自分の体感では、「飲む前に軽く食べる」が大きかったです。
空腹のまま飲むと、食欲のスイッチが入りやすい。だから先に少しだけ入れておく。
おにぎりでも、プロテインでも、軽いものでいい。
完璧な食事管理じゃなくて、「空腹で飲み始めない流れ」を作るだけです。
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まとめ:昔と同じ量でも太るのは、体と生活のズレが原因
「年だから仕方ない」で終わらせなくていいです。
太るのは、体が変わったのに飲み方と生活が昔のままだったから。
裏を返せば、飲み方と生活の流れを少しズラせば対応できる、ということです。
禁酒しなくていい。飲み会を我慢しなくていい。一気に全部変えなくていい。
ひとつだけ見直して、流れが乱れたら翌日から立て直す。それだけで、体は少しずつ変わっていきます。
「根性がないから太った」んじゃないです。
体と生活の設定がずれていただけです。
そのズレをちょっと直すだけでいい。
何より大事なのは、簡単に立て直せる設計です。
※本記事は筆者の実体験と一般的な情報をもとに書いています。医療的なアドバイスではありません。体調に不安がある場合は医師にご相談ください。



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